2023.01.12
シュッ、シュッ、シュッ。
大きな昆布を包丁で丁寧に削ると、極めて薄くやわらかいおぼろ昆布が一枚、また一枚。
削りたてのおぼろ昆布は、甘くて口当たりがよく、とろみを感じます。
長きにわたり伝統を守り続ける『大脇昆布』
大脇昆布の設立は1988年。奥能登の漁師町、能登町宇出津(うしつ)で30 年以上、昆布の加工販売を営んでいます。今では希少な「おぼろ昆布削りの職人」である社長が日々手削りしています。
石川県鳳珠郡能登町にある「大脇昆布」の商いが盛んだった頃は、削り職人が10名ほどおられ、2代目の大脇一登さんは物心ついた頃からその姿を見て育ってきたといいます。約7年前に代替わりをし、石川県では唯一その伝統を守る職人となりました。
昆布削りはとても根気がいる作業で、一人前の仕事ができるようになるまで3年から5年はかかるためなかなか若い職人が育たず高齢化が進んでおり、職人の減少が深刻な問題となっています。
その伝統の技を守り続けることも私たちの大事な事業だと考えています。と、一登さんは語ります。
現在の大脇昆布では、削る技術は一登さん、昆布を削りやすく酢水に漬けたり、削り終わった芯の部分を鯖の押し寿司用にカットする作業は奥様と、二人三脚。
「この技術は大切に残していきたいですね」と削る手にも力が入ります。
守り続けたい伝統の技『手削りのおぼろ昆布』と商品開発
全国的に職人が大幅に減少しているのは若い職人が育たないからだけでしょうか。
理由はそれだけではないと、一登さんは考えます。現代の食生活に昆布を食べる機会が減り、昆布の需要が低下していることも職人減少の要因だと思います。
伝統の技を守りながら、もっと「削りたての昆布」を食べてもらいたい、という想いで、商品開発にも力を入れ、小分けで食べきりサイズの商品や、トーストにかける昆布を開発。
その中でも「トーストにかける昆布」は数々のメディアにも取り上げられ、話題を呼んでいます。ネットショッピングりぞけっとではトーストにかけて食べるこんぶ3本セットを販売中です。
食物繊維やミネラルも豊富な昆布をスタイリッシュに生活に取り入れて、手軽においしく健康的な暮らしを提案し続ける大脇昆布。今後も『からだ・くらし・よろこぶ』をコンセプトに、新商品の開発を夫婦二人三脚で続けています。
【商品情報】トーストにかけて食べるこんぶ3本セット
バター、ジャム、に次ぐトーストのお供!トースト専用の昆布のふりかけです。
とろろ昆布の粉末、能登海洋深層水塩、輪島朝市名物の朝市煎餅のクランチ入り。
商品ページ:
https://www.resoket.daiwaresort.jp/SHOP/11-035.html
・3,400円 (税込・送料込)
【あったかご当地グルメ特集】
ご当地で愛されているお鍋のセットや、ご当地ブランド肉でのすき焼き・しゃぶしゃぶ、
おでんなど寒いこの季節に食べたい温かいグルメをピックアップしてご紹介します!
https://www.resoket.daiwaresort.jp/SHOP/228055/list.html
著者情報
著者名:Royal Hotel 能登
著者プロフィール:美しい自然に囲まれた「日本の夕陽百選の宿」日常から離れ、静寂に包まれた憩いの空間で自然を感じ、心と体をリセット。ゆっくりとした時間をお過ごしいただけます。
住所:〒925-0156 石川県羽咋郡志賀町矢蔵谷ラ-1
監修:大和リゾート株式会社
『地域と共に、笑顔をつなぐお取り寄せ』
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全国からお客様のご家庭に笑顔を届ける「お取り寄せ」サービスです。
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