2022.09.06
先人が大切に継いだ丹波杜氏 (たんばとうじ)の技と歴史
杜氏(とうじ)は一般的に酒造りのリーダー、最高責任者のことを指します。
日本酒を造る人のことを蔵人と言い、その蔵人を管理するのが杜氏のお仕事です。
その昔、日本酒造りは通年を通して行われていましたが、江戸時代にはいり日本酒の原料でもある「お米」は貴重な食料品となり、飢饉に備えて備蓄しておく必要がでてきました。
そこで政府は冬場にのみ、余った米を使用しての酒造りを許可。
冬の農閑期に手が空く農村の労働者が冬には日本酒の蔵に出稼ぎに出て酒を造る。そこから各地の農村に「杜氏」を中心とした酒造りの技術者集団が誕生しました。
兵庫の丹波杜氏は、新潟の越後杜氏、岩手の南部杜氏に並ぶ日本三大杜氏の一つであり、江戸時代から銘酒・灘のお酒を支えてきました。「西山酒造場」はそんな丹波の地で嘉永二年(1849年)に創業した酒造場です。
西山酒造場の酒造りへのこだわり
丹波市から京都府福知山市にかけて流れる竹田川。
西山酒造場のお酒は全てその伏流水である蔵内の井戸水を使用しています。絶えず溢れ続ける井戸水が、西山酒造場のお酒造りを支えています。そして、お酒づくりに欠かせないお米は、兵庫の名産・山田錦をはじめ、兵庫北錦や但馬強力など、地域のものを積極的に使用しています。
今も昔も変わらない、自然豊かな丹波の地。先人が大切に継いだ、丹波杜氏の技。今までを守り、これからに挑戦していくのが西山酒造場の企業理念です。
俳人・高浜虚子と清酒「小鼓」の誕生
「ここに美酒あり 名づけて小鼓といふ」―これは俳人・高浜虚子の俳句。
高浜虚子は、日本の明治・大正・昭和の時代にわたって活躍した俳人。一時、西山酒造場が経営難に陥った際に、高浜虚子は清酒の銘柄を「小鼓」と命名、「ここに美酒あり名づけて小鼓といふ」という句を詠み、俳句雑誌「ホトトギス」で「小鼓」を大々的に宣伝。今でいう雑誌からの通信販売を行い、さらに多くの文人墨客の集客を成功させました。この句は今も主屋にあります。
「小鼓 純米大吟醸生酒」は、兵庫北錦を 50%精白することで、お米の風味や香りが一層引き立ち、フレッシュな香りが甘みを引き出しています。俳句にゆかりのある酒蔵として、お酒のラベルにはそれぞれのお酒にあう俳句が載せてあります。それも西山酒造場のお酒の楽しみ方の一つです。
【商品情報】小鼓 純米大吟醸生酒
暑い夏にはピッタリの「小鼓 純米大吟醸生酒」はりぞけっとで3本セットが販売中。
パッケージ、ボトルのデザインもおしゃれなので、ご自宅用にはもちろん、プレゼントにおすすめの商品です。
丹波の風土を生かした銘酒を、ぜひご賞味ください。
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商品ページ:https://www.resoket.daiwaresort.jp/SHOP/15-2141.html
・商品名:小鼓 純米大吟醸 3本セット 4,200円 (税込・送料別)
・詳細内容:360ml×3本
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使用原材料:米(国産)・米麹(国産米)
アルコール度数:15.5度
使用米:兵庫北錦
精米歩合:50%
保存方法:冷蔵庫で保存
オススメの飲み方:冷酒
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※20歳未満の方の飲酒は法律で禁止されています。
※20歳未満の方への販売、お届けはいたしません。
著者情報
著者名:Hotel&Resorts KYOTO-MIYAZU
著者プロフィール:“もうひとつの京都”で心を満たす。
お子様向けのお部屋はもちろんの事、みんなで楽しめる「ロイヤルストロベリーパーク」(期間限定営業)も併設。パパやママは、バーに座ってホッと一息。
記念日の旅行にも最適のHotel&Resorts KYOTO-MIYAZU です。
住所:〒626-0068 京都府宮津市字田井小字岩本58
監修:大和リゾート株式会社
『地域と共に、笑顔をつなぐお取り寄せ』
「ネットショッピングりぞけっと」は、ダイワロイヤルホテルのバイヤーが厳選した商品を通じて、
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