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高知・土佐清水市の“町おこし”。地域住民が力を合わせ作られた「芋もち」とは?

高知・土佐清水市の“町おこし”
地域住民が力を合わせ作られた「芋もち」とは?

DAIWA ROYAL HOTELが運営するネットショッピングサイト「りぞけっと」がお届けするスタッフブログ🍎
今回は、Royal Hotel 土佐おすすめご当地スイーツ「TOSA SWEET IMOMOCHI」の魅力に迫ります。


高知県の少子高齢化への取り組み「集落活動センター」

Royal Hotel 土佐がある高知県は、その84%が森林という山間地域の多い県です。第一次産業を中心に中山間地域にも多くの人が暮らしています。
「多くの人」とは言え、人口減少、高齢化、少子化の進行とともに限界集落という言葉がささやかれるようになり、高知県でもその対策に奔走されているのが現状。

そんな状況下、平成24年度から中山間地域の産業づくりや支え合いの拠点となる「集落活動センター」という取り組みが始まりました。

地域住民が力を合わせて、将来に渡り「安心して暮らし続けられる集落づくり」を進めるための仕組みづくりとその運営を目的とし、2022年1月現在、32市町村61か所の集落活動センターが開設されています。
県内外からの地域おこし協力隊や集落支援員の人材を活用し、近隣の集落同士が連携しながら生活、福祉、産業、防災などの活動をその地域の実情に応じた形に実現していきます。


集落活動センター下川口家が作る「芋もち」の誕生

集落活動センターの活動内容は地区によって異なります。今回ご紹介する「TOSA SWEET IMOMOCHI(芋もち)」は、土佐清水市の集落活動センター下川口家が製造・販売をされています。

下川口家は経済活動に重きを置く地区で、一般社団法人として3つの法人格を持ち、それぞれ「育てる」・「つくる」・「販売する」に担当を分けて活動されています。

①「育てる」担当 めぐみ (農業生産・地域交流・生活支援部)
②「つくる」担当 つむぎ (食品加工部)
③「販売する」担当 わくわく (販売部)

そのうち、TOSA SWEET IMOMOCHIが作られるのは食品加工部門を担当する「下川口家つむぎ」。
農業生産・地域交流・生活支援部門の「めぐみ」でつくられた農作物はもちろんのこと、同地区、高知県で生産される食材を使って加工品を作り出します。 土佐清水市下川口地区で昔から伝わる各家庭の「芋もち」を製品化して売り出そう!そして、稼ごう!と出来上がったのが、「つむぎ」の代表作「TOSA SWEET IMOMOCHI」です😆

「いも餅」、「かんばもち」、「かんころ餅」…。全国的にみると名称を変えてその土地の特色を生かした芋もちが存在し、地域によって素材も味もさまざま。
下川口家の芋もちは、さつまいもの収穫期に冬の保存食のひとつ、甘味(おやつ)のひとつとして各家庭のレシピで作られていたようです🍠

企画、試作段階では地区の“おばちゃん達”にそのレシピを聞きまわり、試作して改良を重ね「これ!」というレシピを完成させたとのこと。
そのレシピは本当にたくさんあったそうで、甘さの強いもの、芋感の強いもの、餅重視のもの等々…。「地元に居ながらこんなにあるとは思いませんでした」とは、つむぎ代表の溝渕さん。

TOSA SWEET IMOMOCHIは、各家庭こだわりのレシピのいいところだけを使って製品化された下川口地域の代表の味とも言えます😄


納得がいくまで何度でも!こだわりの詰まった「芋もち」

そんなTOSA SWEET IMOMOCHIには、「つむぎ」のこだわりがたくさん詰まっています。今でも製造過程で試食をして、合格したものでないと出荷しないほど!😲
干し芋も平均3種類(紅はるか、七福、玉乙女など)をその日の条件でブレンドし、さつまいものおいしさを餅の中に閉じ込めているそうです。

そういえば、昨年から「りぞけっと」で扱い始めましたが、過去にこんなことがありました。「納得いく商品ができなかったので、半分しか出荷できません!次の製造は来週の予定です!」って。おっとりした口調で代表の溝渕さんに言い切られてしましました…😳
参考までにと出荷できない芋もちを送ってもらいましたが、「これでも十分やん!」という出来だったのは言うまでもありません。ちなみに、TOSA SWEET IMOMOCHIとして出荷できない芋もちは、破棄することなく下川口家の販売部「わくわく」の直売場にて地元の皆様向けに販売されています😌✨

さらにTOSA SWEET IMOMOCHIの製造をお聞きすると、手間ひまが結構かかっていることが分かります。

さつまいもの栽培から、その工程は始まっています。丸々と育ったさつまいもを掘り起こして、洗って、皮を剥いて、スライスして、あく抜きして、天日干しして、干し芋にして…。全部手作業です。地区の“おばちゃん”が集まり協力してこの工程をおしゃべりしながら楽しくこなしていらっしゃいます😌
ここまでの工程は、収穫期に合わせて行いますので短期決戦そのもの💥 この時期に作られ保管された干し芋がなくなれば、TOSA SWEET IMOMOCHIの製造も終わります。

そして、定期的に干し芋をもち米、てんさい糖(これは北海道産!)とともに餅にします(餅つきは機械を使っています)。芋もちの在庫はほとんどされず、ほぼ注文生産といってもいいほど。

材料は自家製干し芋、高知県産もち米、てんさい糖だけ。このシンプルさが、食べた時のほっこり感や懐かしさを生み出すのかもしれません🥰



焼くのがベスト!「芋もち」の美味しい食べ方を伝授

芋もちの食べ方は、シンプルに焼く。これが一番だと思います。
オーブントースターで表面に少し焦げ目が出てきて、少し膨らむころが食べごろ。普通の白餅とは違い、ぷくっと膨らみませんので焼き加減に注意です。時間にすると1200wで軽く5分くらいでしょうか🤔

つむぎのみなさんに聞くと、食パンに載せて一緒に焼く、アイスクリームを添える(甘さが増して焼き芋アイスみたいだとか😳)、少しのバターをのせて焼く(スイートポテトっぽいそうです😍)、など楽しみ方はいろいろあるようです。

みなさんもオリジナルTOSA SWEET IMOMOCHIレシピを、ぜひ考えてみてください🌟


中山間地域から、そこに住む人が集まり、共に作業して生まれたTOSA SWEET IMOMOCHI。そこに住む人々が感じるその土地の魅力がいっぱい詰まった商品を広めることは、地域とともに進む「りぞけっと」の役割であると信じています😌

これからも、Royal Hotel 土佐ではこのような魅力ある商品をたくさん扱っていきます。素材はいっぱい高知県からお届けしてまいります。

ご購入はこちらから

▼「土佐清水市発 TOSA SWEETS IMOMOCHI 3袋セット」
※現在お取り扱いしておりません。

「プレーンいももち」「紫芋いももち」2つの味を楽しむことができます。

著者プロフィール
Royal Hotel 土佐

高知県の芸西村にあるRoyal Hotel 土佐は、雄大な太平洋が一望できるホテルです。「土佐の食は美味しい!」。高知県の豊かな気候の中で生産される果物、野菜、地酒など、これからも発信していきます。商品だけではなく、生産者の方の熱い思いも伝えていくので、これからも楽しみにしてください!

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監修:大和リゾート株式会社
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